2022/12/12 レポート
仙台の高校生4人が「たげんごオリジナルえほん」を調べに来てくれました。
2022年12月9日(金)、多言語絵本作りのノウハウを聞きたいと、仙台市に住む高校生4人が、修学旅行の一環として「たげんごオリジナルえほん」の主宰者を訪ねてくれました。
世界には学校に通える環境に恵まれない学齢期の少女たちが今もいます。それが貧困の連鎖から抜け出せない原因の一つであることは明らかです。
4人は、そうした状況を改善するために少しでも意識改革ができたらと衛生管理などに関する多言語教材を作りたいと考えているそうです。しっかりした考えをおもちなので、感心しました。
「たげんごオリジナルえほん」では、作品の制作過程をとても大切にしています。
絵本の主人公である外国につながるみなさんから、時間をかけてエピソードを聞き出します。
二言語間の食い違いがないか、二言語がどちらも易しくて、かつ自然であるか、作画も文も文化面でおかしなところがないかなどを丁寧に話し合います。
高校生のみなさんにも、一緒に多言語教材を作ってくれる外国につながる方を見つけることをアドバイスしました。
全く面識のない若い人たちがこのように訪ねてくれたことは、サイトによる発信の大きな力だと改めて感じた一日でした。